2023.01.24~25 第30回超音波による非破壊評価シンポジウム

 

会場

東京都立産業技術研究センター 青海本部
東京イノベーションハブ

 

参加者

M2 福地高明,藤田龍太郎

M1 川畑智裕,豊田純也


以下参加者コメント

福地高明

初日の9:50からのセッションでの発表だったため2泊分の旅費を頂き,前日から現地入りしていました.同じく前日から現地入りした川畑くんと夜に決起集会を行い,士気を高めました.会場から徒歩15分程度の位置にあるホテルに宿泊したので,発表当日は発表内容をぶつぶつ言いながら会場入りしました.その甲斐あってかおおよそ練習通りの発表ができたかなとは思いますが,質疑応答では自分があまり詰めていなかった内容の質問が続いたので勉強し直す必要性を感じました.

自分の発表のキーワードでもあったフェーズドアレイ技術について,様々な大学や企業からの登壇者が関連した内容の発表をしていました.解析結果を踏まえた実験結果の紹介の流れは非常に納得感があり,数値計算の結果のみの自分の発表と比較して内容に厚みを感じました.

 

残す発表機会は修論発表だけですが,会場でのコメントや発表後に林先生から頂いたアドバイスを踏まえてより良い発表に仕上げたいです.
 

 

藤田龍太郎

発表は2日目でしたが,1日目にある川畑くんの発表(10:10〜)にギリギリ間に合うよう,朝5時に起きて6時発の電車に乗って現地に向かいました.18時頃に1日目を終えて,ホテルでよく休んだのですが,発表当日の2日目にも疲れが残っており,コンディションはかなり悪い状態でした.また,発表時はトラブルもあったので,余計に緊張してしまい早口になってしまいましたが,とりあえず最後までやり遂げることはできました.質疑応答では,普段の研究室での進捗報告では聞かれないような鋭い専門的な質問をされて戸惑いましたが,いい勉強の機会だと思い,修論発表までに対策をしておこうと思いました.
発表会場はとても広く100人以上が入れる場所だったので,大勢の前で発表する経験ができるいい機会でした.発表では(会場で用意されていた)ハンドマイクを使用しましたが,マイクに自分の声が上手く入っておらず,座長の先生に指摘されて修正しました.加えて,発表を聞いている人が専門家なので,間違ったことは言えないという状態になり,かなり緊張しました.このような状況で発表できたことで自信がつき(発表証明書ももらいました),自分の研究を客観的に捉え直す機会にもなったと思います.
他の人の発表も聞いていましたが,質の高い資料(複雑な図形,太字,文字の色を変える,マーカーを引く,…)を用意しており,聞き取りやすいスピードで話していたので,発表のレベルが非常に高いと思いました.また,研究のレベルも高かったので,(修論提出まであとわずかですが)今後研究を進める上でいい刺激になったと思います.

ちょうど学会のあった2日間は,大雪と強風で新幹線が大幅に遅れており,天気と交通機関にも大きく左右されました.そのため,2日目は最後のセッション開始を待たずに,途中の16時で帰りました.新幹線には何とか乗れましたが,結局帰りが1時間以上遅れてしまいました.軽い災害のような感じになりましたが,ゆとりをもって行動することと,電車の運行状況をよく確認すること,会場までの複数のルートを考えておくことなどの大切さを感じました.

修論発表までもう少しですが,会場での質疑応答や林先生から頂いたコメントを活かして,練習通りの発表ができるように準備していこうと思います.

 

川畑智裕

初めての対面での発表機会だったため,とても緊張しました.悔いのない発表ができるように何度も練習を重ねて本番に臨みました.練習では発表時間である15分ギリギリまで時間を使い切ることが多かったのですが,本番では緊張のため早口になっていたのか想定より30秒早く終わってしまいました….しかし質疑応答の時間が増えた分,たくさんの質問を頂くことができたので結果オーライだと今になって思います.
質疑応答の時間では,あまりうまく説明ができなかったり,補足スライドの準備不足があったりして,思うような受け答えができなかったのが心残りです.この経験を糧に,自身の研究に対する理解をより深め,次の機会では完璧に答えられるように精進したいです.
帰りは雪による新幹線の遅延により,大阪まで無事辿り着けるか分からずひやひやしましたが,なんとかその日のうちに家に帰ることができたので良かったです.
今回の学会への参加を通して,自分の研究の立ち位置や意義を再認識できました.この経験をこれからの研究活動に活かし,あと一年と少しの大学院生活を有意義なものとしたいです.

 

豊田純也

今回、初めて対面での口頭発表をさせていただきました。限られた時間内で、初めて聞く方にも研究内容が伝わるよう、入念に資料準備と発表練習を行いました。本番では、多くのオーディエンス、慣れない会場ということで緊張しましたが、発表については、練習の甲斐あって、しっかり行うことができたと思います。一方、質疑応答では、端的で的を射た回答ができず、時間の制約が大きい中で十分な回答をする難しさを痛感しました。この点に関しては、日々のミーティングや研究室内の発表会で力をつけ、よりよい質疑応答が行えるようになりたいです。
他の方の発表も聞いていましたが、「超音波による非破壊評価」という括りの中でも、対象が様々であり、適用範囲が広いことに驚かされました。
今回の学会参加を通して、研究内容を発表できるとともに、準備・本番を通して自分の研究を見直すことができました。今後も「学会での発表」を一つのモチベーションに、研究に精進したいと思います。
最後に、他のコメントで、帰路の電車に触れられているので、自分は往路の話を少し……
会場である東京都立産業技術研究センター付近の駅は徒歩5分ほどのテレコムセンター駅(ゆりかもめ)と、徒歩15分ほどの東京テレポート駅(りんかい線)があるのですが、私は1日目、東京テレポート駅で降り、徒歩で会場へ向かおうとしました。しかし、(地図をしっかり確認しなかった自分が悪いですが、)東京テレポート駅で道を間違ってしまい、会場にはぎりぎりの到着となってしまいました。ということで、慣れない場所、初めての目的地に向かうときは、できるだけ近い駅まで電車で行くことをお勧めします。というのも、近い駅だと看板の表示もあって道が分かりやすいですが、徒歩15分くらい離れていると、駅内に表示が無いことがあるので……。今後の経路選びの参考になれば幸いです。